2025年問題解析所

多くのニュースや報道、それに新聞などでも伝えられているように1947年から1949年生まれの団塊世代が2025年には75歳を迎え、後期高齢者となります。そして団塊世代は人口がとても多いため、この変化に伴って医療費や介護費の負担、また関連する仕事の人材不足などが起きるといわれており、それが2025年問題です。このサイトではそうした問題に対しての解析や、医療業界の人材が増えるための提案を行っています。

16.06.20
医療業界の行き詰まり

医療業界の行き詰まり

このままいけば日本の医療業界は深刻な行き詰まりを見せるかもしれません。それには幾つかの要因がありますが、まず2025年問題によって医療の需要が大きく増大することに対して政府の用意できる財源の目処が立っていないことです。これは充分な医療サービスを求める人のところへ届けることができなくなるということであり、また病院などの統廃合も進む可能性があります。それでいて看護師や介護士などの一部の職種は今後も人材不足が続く見通しであり、現場への負担がますます重くなっています。

news:

    TOPICS

    • 労働環境の改善に向けて

      労働環境の改善に向けて

      昔から医療現場の労働環境は仕事の多さや夜勤の多さから給与は良いものの、決して好ましい状況ではないとされていました。しかしそれでは医療現場で働こうという人材が集まらないため、一部の政治家がそうした状況の改善に向けて提言を重ねるなど状況改善の兆しがみえています。

    • 需要増の医療業界

      需要増の医療業界

      現在日本は少子高齢化を進み続けており、また2025年には団塊世代が後期高齢者となる2025年問題も控えています。そうした状況で今医療業界は将来的に圧倒的な人材不足になるといわれており、特に看護師や介護士ではその傾向が顕著になるといわれています。もしこうした仕事に関心があるのであれば今がチャンスといえるでしょう。

    • 医療介護総合確保促進法の成立

      医療介護総合確保促進法の成立

      医療介護総合確保促進法という法律が施行されるようになりました。日本の医療システムはこのままでは持たないといわれており、各地域での包括的な医療と介護の連携システムを組み直す必要性が叫ばれています。そうした声を受け現場を改善するためにこの法律は施行されました。