
多くのニュースや報道、それに新聞などでも伝えられているように1947年から1949年生まれの団塊世代が2025年には75歳を迎え、後期高齢者となります。そして団塊世代は人口がとても多いため、この変化に伴って医療費や介護費の負担、また関連する仕事の人材不足などが起きるといわれており、それが2025年問題です。このサイトではそうした問題に対しての解析や、医療業界の人材が増えるための提案を行っています。
医療業界の行き詰まり
このままいけば日本の医療業界は深刻な行き詰まりを見せるかもしれません。それには幾つかの要因がありますが、まず2025年問題によって医療の需要が大きく増大することに対して政府の用意できる財源の目処が立っていないことです。これは充分な医療サービスを求める人のところへ届けることができなくなるということであり、また病院などの統廃合も進む可能性があります。それでいて看護師や介護士などの一部の職種は今後も人材不足が続く見通しであり、現場への負担がますます重くなっています。
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- 2025.04.01感染性胃腸炎の定点報告数が3週ぶり1桁 - JIHS、前週比2割減も過去4年平均の2.6倍(医療介護CBニュース)
- 2025.04.01感染研と国際医療センター統合でJIHS発足 - 感染症研究・対応力を高める(医療介護CBニュース)
- 2025.03.31救急救命士国家試験、25年の合格率は94.4% - 前回より0.2ポイント増、厚労省発表(医療介護CBニュース)
- 2025.03.31管理栄養士国家試験、合格率48.1% - 2年連続で50%下回る(医療介護CBニュース)
- 2025.03.28マイナカードを医療費助成制度の資格証に - 東京都、デジタル庁と連携(医療介護CBニュース)
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介護ロボットは様々な機能で高齢者のケアを支援します。様々なロボットが開発・実用化されており、ロボットによる転倒検知や移動介助、会話による認知症予防や孤独感軽減に効果が期待されています。また、ロボットを導入することで介護職員の負担軽減だけでなく高齢者の安全で快適な生活にもつながるでしょう。
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昔から医療現場の労働環境は仕事の多さや夜勤の多さから給与は良いものの、決して好ましい状況ではないとされていました。しかしそれでは医療現場で働こうという人材が集まらないため、一部の政治家がそうした状況の改善に向けて提言を重ねるなど状況改善の兆しがみえています。
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現在日本は少子高齢化を進み続けており、また2025年には団塊世代が後期高齢者となる2025年問題も控えています。そうした状況で今医療業界は将来的に圧倒的な人材不足になるといわれており、特に看護師や介護士ではその傾向が顕著になるといわれています。もしこうした仕事に関心があるのであれば今がチャンスといえるでしょう。